店舗・テナント引越しガイド

①店舗・テナント引越し業者の選び方

基本的には住居等の引越し業務を行う一般的な引越し業者への依頼で大丈夫です。
ただし、クレーン搬入が必要な大型の什器・備品類(冷蔵庫、ピアノ、バーカウンター、金庫等の移設)がある場合、他の専門業者と共同で作業を行うケースもあるので、見積り依頼時に、必ず対応できるか引越し業者に確認しておきましょう。

また、依頼を検討している引越し業者が「運送業者貨物賠償責任保険」に加入しているかどうかも確認しておきましょう。
運送業者貨物賠償責任保険とは、運送業者が運送作業中に万が一の事故(荷物の紛失や破損)を起こした時に、依頼主に対して負う賠償責任を補償するための保険です。
大切で高価な什器備品を安心して運んでもらうために、保険に加入している引越し業者を選びましょう。
引越しの代金が安いからと言って安易に業者を選ぶのは注意が必要です。

②引越し業者の探し方

インターネットや電話帳などで調べる方法が一般的だと思います。
最近では、一括見積りサイトで検索して業者を探すという方法も出てきました。
そこで、この一括見積サイトのメリットとデメリットを少しご紹介いたします。

[メリット]
  • 業者選びが簡単にできる
  • 料金比較(概算)が簡単にできる
  • [デメリット]
  • 対応する業者が大手に限定される
  • 時間を問わず電話・メール連絡がくる
  • メリットとデメリットをよく理解したうえで、見積り依頼を検討してみると良いでしょう。

    当社から引越し業者をご紹介させていただくことも可能です。
    必要でしたらお申し出ください。

    ③店舗・テナント引越し後の手続き

    店舗・テナントの引越しに伴う、必要手続きをご紹介いたします。

    [各種届出・手続きの例]
  • 移転・異動届(税務署)
  • 異動届(都道府県税事務所)
  • 移転登記(法務局)
  • 所在地変更届(労働基準監督署)
  • 所在地の変更届(社会保険事務所)
  • 雇用保険事業所変更届(ハローワーク)
  • 防火管理者選任届(消防署)
  • [飲食店の場合] 上記のほか、お店の所在地を管轄する保健所への届出が必要になります。
    また、深夜における酒類を提供する飲食店については、保健所への届出に加え、警察署への届出も必要になります。
    また、これらの行政関連への届出や手続きには、期限が設けられていますので、期限に間に合うように行う必要があります。
    ※諸事情により店舗を閉店・廃業する場合には、各方面に廃業の届出・手続きを行う必要があります。

    ④店舗・テナント引越しの挨拶

    店舗の引越しや移転の際には近隣へのご挨拶を必ず行いましょう。
    末永く商売をするにあたって、引越し先や移転先での近所付き合いを始めるにあたって、最初のご挨拶はとても肝心だと思います。
    コミュニケーションの基本はまず挨拶から始まります。

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