初めての賃貸マンション・アパートガイド

お部屋の条件や種類について

理想のお部屋を探すにあたり、まずは、ご自身がどんな暮らしをしたいのか、希望条件をイメージしてみましょう。

家賃の考え方

最初に、毎月無理なく支払える家賃がいくらなのかを考えてみましょう。

あくまで目安ですが、一般的には、ご自身の収入の約30%以下が適正家賃だといわれています。
例えば…
・月収入15万円の人 ×30% =4.5万円
・月収入20万円の人 ×30% =6万円
・月収入30万円の人 ×30% =9万円

こだわり条件の例

家賃が決まったら、その範囲内で、できる限りご希望に沿ったお部屋を選びましょう。
ご自身のライフスタイルをイメージしてみて、妥協できる部分とできない部分を明確にしましょう。

参考までに、お客様からよくお聞きする条件はこんな感じです。
・浴室とトイレは絶対に分かれている物件が良い!
・荷物が多いので広くて、収納が多い部屋が良い!
・食事をする部屋と寝室とを分けたい!
・駅近物件が良い!
・建物外観は古くても良いので、室内がリノベーションされている部屋が良い!
・絶対に新築物件が良い!
・料理が趣味なので、コンロは2口以上欲しい!
・犬・猫を飼いたいからペット飼育OKの物件が良い!
・早起きが苦手なので、通勤時間30分以内の場所で探したい!
・マイカーがあるので駐車場付きの物件が良い!
・治安の良いエリアで物件を探したい!
・オシャレなデザイナーズ物件が良い!
・連帯保証人を頼める人がいないので保証人不要の物件が良い!
・契約時にかかる契約金を抑えたい!
・寝られたら十分なので、とにかく家賃を抑えたい!

…などなど。

各設備ごとに魅力をまとめてみます。

こだわり条件 メリット(皆さんが好む理由)
バス・トイレ別
(セパレート)
・バスタブにお湯を張ってゆっくり入浴できる。
・2人以上で住む場合に、誰かがお風呂を使用していてもトイレを使うことができる。
・お風呂を使用した後にトイレを使っても足が濡れない。
・トイレットペーパーが水濡れしない。
室内洗濯機置場 ・ベランダに置くよりも汚れないし、壊れにくい。
・冬でも寒くない。
独立洗面台/脱衣場 ・洗面台がなければ、キッチンか浴室内で歯磨きや朝シャンをしないといけないので不便。
・誰かが泊まりに来たときにないと不便。
温水洗浄便座(ウォシュレット) ・トイレットペーパーの使用量が少なく済む。
・痔持ちの方などには貴重な設備
追い焚き風呂 ・お湯のリユースができる。
・入りたいときに、いつでも温かいお風呂に入れる。
浴室乾燥機 ・急ぎで衣類を乾かしたい時に便利。
・雨の日の洗濯物や外に干したくない下着などを乾かすのに重宝する。
床暖房 ・寒い冬も足元が暖かく、冷え性の方には嬉しい設備。
ガスコンロ  ・火力が強いので料理を楽しめる。
よくお料理される方には2口以上がおすすめ。
システムキッチン ・キッチン収納が充実していて調理具や食器等の収納に困らない。
・魚焼きグリルがあれば更に料理の幅が広がる。
カウンターキッチン ・ 小さな子どもに目が届くので安心。
ウォークインクローゼット(WIC・WCL) ・たくさんの荷物を収納できる。
・来客時にもすぐに衣類や荷物を隠せる。
トランクルーム ・スノーボードやゴルフバック等の趣味の道具を収納できる。
オートロック ・部外者が安易にマンション内に入れないので、安心できる。
TVモニタ付きインターホン ・訪問者が分かるので安心。応対したくない相手には居留守を使える。
防犯カメラ ・犯罪やいたずらの予防線になる。
エアコン付き ・単身マンション(1R~1LDK)では基本的には設備として付いている
ホームセキュリティ ・セキュリティーの最高峰。
・防犯のほか、体調不良の時にもすぐに駆け付けてくれる。
南向き(ベランダの向き) ・日中の日当たりが良く、明るい。
・洗濯物が乾きやすい。
宅配ボックス・宅配ロッカー ・本人不在の場合も宅急便の荷物を受け取ることができる。通販をよく利用する方には便利。
2階以上 ・ 1階に比べ、泥棒が侵入しにくく、防犯上安心なイメージがある。
・1階と比べ、洗濯物が外から丸見えにならないので干し辛さが少ない。
IHクッキングヒーター ・火事になる心配が少なく、安心。
・掃除がしやすい。
・オール電化だと毎月のガス代不要でエコ。
ペット飼育可 ・愛犬や愛猫と一緒に暮らせる
フローリング ・和室やクッションフロアに比べて重い家具や家電を設置しても凹みにくい。
・掃除がラク。
インターネット使用料無料 ・毎月約3,000~4,000円のコストダウンができる。
家具家電付き ・入居即日からすぐに生活ができる。
・家具家電を揃える手間が省ける。
女性限定  ・女性しか入居(契約)できない物件なので安心。
・お部屋や共有部分も基本的にはキレイで清潔に保たれている。
最上階 ・上の階からの振動や騒音に悩まされない。(※但し、夏は暑い場合がある)
角部屋 ・隣人に気を遣わなくて良い。
・出窓や窓が付いているので採光が良い。
ロフト ・荷物をたくさん置ける。
・ベッドルームとしても使える。
メゾネット ・まるで2階建ての戸建のように、生活空間を分けて利用できる。
エレベーター ・エレベーターがないと毎日しんどい。
・忘れ物をした時や引越しの時も大変。
駐輪場 ・自転車で通勤・通学される場合は必須の設備。
※都心部になると、駐輪場のない物件も多々あり。
バルコニー ・ バルコニーがなければ、洗濯物や布団が干せない。
・眺望を楽しめる。
ルーフバルコニー ・友達を招いてパーティーを楽しめる。
・日焼けが楽しめる。
専用庭 ・ガーデニングが楽しめる。
敷地内駐車場付き  ・近隣の契約駐車場だと、取りに行くのが面倒で、また車に目が届かない不安もある。
敷金・礼金0円(ゼロゼロ物件) ・契約にかかる初期費用を安く抑えることができる。
ルームシェア可 ・友人や恋人と同居できる。
・2~3人で家賃や契約金を割って支払うのでコストダウンできる。
管理人あり ・何かあった時に頼りになる。学生や女性には嬉しい味方。親御さんも安心。
住居兼事務所利用可物件

(SOHO可物件)

・普通の事務所を借りるよりも、契約時のコストや、毎月のランニングコストを安く抑えられる。
・個人事務所や来客のない業種の方向け。
DIY(Do It Yourself)可物件 ・基本的には退去時の原状回復義務がないので、自分の好み通りのデザインの内装にアレンジできる。
デザイナーズマンション ・生活感を感じさせないオシャレな空間を創れる。
分譲賃貸物件 ・ 最新設備が充実している。
連帯保証人不要 ・連帯保証人を頼める身内がいない方には便利。
タワーマンション ・眺望・景色が最高。
・タワーマンションに住むというステータスと優越感に浸れる。
リノベーション ・建物は古いが、室内は新築同様にキレイ。
新築物件 ・キレイで最新設備が揃っている。
誰も入居していないので清潔感は大満足。
築浅物件 ・比較的キレイで設備も充実している。
築10年くらいの物件でも清潔感があるのが嬉しい。
BS・CSアンテナ ・無料で見られる番組も多々あり。
インドア派の強い味方。
鉄筋コンクリート造(RC造) ・音漏れ(防音)には一番優れている。
鉄筋コンクリート造>鉄骨造>木造

主な間取りの種類

1R(ワンルーム)

キッチンとお部屋に区切りがない(一緒)

1K(ワンケー)

キッチンとお部屋に区切りがある。一般的に廊下にキッチンがあるタイプ。

1DK(ワンディーケー)

1Kよりもキッチンが広い。ダイニングキッチンが4.5帖~8帖未満と別にお部屋(寝室)が1部屋あるタイプ。

1LDK(ワンエルディーケー)

1DKのリビングダイニングキッチン部分が8帖を超える広さで、別にお部屋(寝室)が1部屋あるタイプ。

2DK(二ーディーケー)

ダイニングキッチンが4.5帖~8帖未満で別にお部屋(寝室)が2部屋あるタイプ。

2LDK(ニーエルディーケー)

リビングダイニングキッチン部分が8帖を超える広さで、別にお部屋(寝室)が2部屋あるタイプ。

3LDK(サンエルディーケー)

リビングダイニングキッチン部分が8帖を超える広さで、別にお部屋(寝室)が3部屋あるタイプ。


家賃や設備、間取りについて、条件を挙げ始めるとキリがないかと思います。
ひと通り思い浮かべられたら、優先順位を決め、絶対に譲れない条件を5つほどに絞ってみましょう。

お部屋の探し方

お部屋探しは、急な転勤や諸事情がある方を除き、入居希望日の2~3ヶ月くらい前から始めれば良いかと思います。

不動産情報サイトやスマホアプリで物件を探す

ネットで物件情報を検索するなら、情報量が多い、下記の3サイトが良いのではないでしょうか。

(スーモ)https://suumo.jp/chintai/osaka/

(アットホーム)https://www.athome.co.jp/chintai/osaka/

(ホームズ)https://www.homes.co.jp/chintai/osaka/

ただし、ネット上の物件情報は、あくまでも参考程度に見ていただくのが無難だと思われます。
リアルタイムでの物件情報の更新は難しいですし、残念ながら誇大広告を掲載している不動産業者も多数あります。
空室がなくても「空室あります」というのも不動産業者の常套手段ですので、くれぐれもご注意ください!

大阪市内で実際の空室状況を調べるには、当社BOB不動産までお気軽にお問い合わせください。

[お断り]
当社では、物件を不動産情報サイトにほとんど掲載しておりません。
当社の専任物件・管理物件のみを掲載しております。
お好きな不動産情報サイトで物件を調べてみて下さい。
また、ご希望の条件をお教えいただけましたら当社で物件を調べてご提案させていただきます。

BOB不動産に来てみる

当社は1人で営業をしておりますので、急なご来店に対応できません。
お手数ですが、事前にお電話で来店のご予約をお願いします。
(事務所に不在の時、電話は転送となります。)

物件決定〜契約までの流れ

物件を内見する

不動産情報サイトや当社からご提案させていただいた物件で、気になった物件を実際に見てみましょう。
基本的に靴を脱いでお部屋に上がることになるので、ブーツなどの脱ぎにくい靴で来られるのは極力控えられることをおすすめします。
また、新築の物件の場合などは、工事中につき足元の状況が悪い場合もありますのでお気をつけください。

検討されている物件は、少なくとも、時間帯を分けて朝・夜の2回は見に行くようにしましょう。
物件や物件の周辺を見て、日中には気にならなかったのに、時間帯を変えれば気になるということも多々あるかと思います。

当社では、まずは物件のウイークポイント(短所)を探してご案内いたします。
長所は、物件を実際に見ていただければご自身で分かると思いますので、長所よりも短所をしっかりご説明することを心がけています。

物件の決定・申込み

気に入った物件に出会えたら申込み(部屋の仮押さえ)をしましょう。
申込書には下記の事項を記入する必要がございます。

・契約者・連帯保証人 氏名
・現住所
・生年月日
・性別
・本籍地
・電話番号
・現在の住まいの種類(所有・賃貸・家族所有等)
・勤務先名称
・勤務先住所
・勤務先電話番号
・勤続年数
・年収(月収)
・転居理由
※連帯保証人には、契約者(賃借人)の三親等内の親族がなる場合が多いです。
※保証会社の審査がある場合、身分証の表裏コピー(免許証、健康保険証、パスポート等)が必要となりますので、併せてご用意ください。

入居審査

家主や管理会社が入居申込書をもとに申込者に家賃の支払い能力があるか等を審査します。
審査の過程で保証会社や管理会社より確認の電話連絡が入る場合もありますのでお忘れなく。
通常は2〜3日で審査の可否が不動産会社に通知されます。
審査の承認がおりましたら次に契約の手続きに入ります。
引越し業者のご利用をお考えの方は、引越し業者に見積もりの依頼を行いましょう。

重要事項説明の説明を受ける

重要事項説明は、宅地建物取引士が賃貸借契約の内容について特に大事(重要)な事項を契約者(借主)に説明いたします。
この説明は宅地建物取引法上で定められた不動産業仲介業者の義務です。
具体的には、契約する物件の名称、所在地、部屋番号、建物の構造、面積、所有者の氏名・住所、抵当権等の有無等、法令に基づく制限の概要、アスベスト使用調査結果記録の有無、耐震診断について、設備の整備状況(エアコン、キッチン、給湯器、トイレなど)家賃、契約金の内容(敷金、礼金、火災保険料、鍵交換代、賃貸保証会社費用、仲介手数料等)、契約期間(更新等)、使用用途、禁止事項、管理会社、退去時の敷金精算や原状回復費用、特約事項等についてです。
内容をよく確認し理解した上で重要事項説明書に署名・捺印をしていただきます。

契約書に署名・捺印をする

賃貸借契約を結ぶ際は、契約内容を明確にし、契約後のトラブルを防止するために賃貸借契約書が作成されます。
この内容は、重要事項説明書と内容が重複していることが多いです。
ポイントをいくつかご紹介いたします。

  • 契約期間:一般的な賃貸借契約では1年間か2年間となっています。
  • 契約更新:契約期間満了の1ヶ月前までに家主に解約を申し出ない場合は、法定更新(自動更新)となり、自動的に契約が更新される。そのまま引き続き居住できる。
  • 定期借家契約:契約で定めた期間の満了により、賃貸借契約が終了する契約。
  • 更新料:契約更新時に更新料や更新事務手数料を支払う等の条項が契約書上になければ不要。
  • 家賃の支払い方法:家主(管理会社)の指定する銀行口座へ振込みか、口座振替による。振込手数料や口座振替手数料は賃借人(入居者)の負担となる。
  • 日割り計算:入居時は日割り精算にて家賃を算出するが、退去時は日割り精算しない場合が多数。
  • 敷金:賃料支払い債務、損害賠償債務、その他の債務を担保とする。敷金に利子は付かない。
  • 期間内解約:解約通知書にて解約を申し出ることができる。
  • 解約予告:1ヶ月前まで。(たまに2ヶ月前予告)
  • 諸費用:電気代、ガス代、水道代のライフラインや電球取替え、リモコンの電池の交換費用等ついては賃借人(入居者)が負担する。
  • 禁止行為:転貸・又貸し、賃借権の譲渡、原状を変更(造作や解体工事)、ペット飼育、石油ストーブ使用、楽器演奏、重量物(金庫など)の搬入、反社会的勢力団体等の使用。
  • 賃貸人の賃貸借物件内への立入権:賃貸人は建物の保全、衛生、防火、防犯、救護、その他、必要があるときは、賃借人(入居者)の承諾を得て、入室することができる。但し緊急時は承諾なしで入室可能。
  • 賃借人の原状回復義務:賃借人(入居者)は、賃貸借物件、及び賃貸借物件の設備等を故意や過失にて毀損、滅失した場合は、これを原状に回復しなければならない。退去時に原状回復でトラブルとなる場合がありますので、内容にはくれぐれも注意が必要。
  • 鍵の紛失について:鍵を紛失した場合、シリンダーなどの交換費用は賃借人(入居者)の負担。
  • 賃貸人の契約解除権:賃借人(入居者)が家賃滞納した場合、共同生活の秩序を著しく乱す又は、近隣に著しく迷惑をかけた場合、反社会的勢力に該当する団体の構成員となった時、又はそれらに賃貸借物件を使用させた場合。破産宣告を受けた時。天災・地変・火災などにより本物件を通常の用に供することができなくなった場合。
  • 敷金の返還期限:賃借人(入居者)が賃貸借物件の明け渡しを完了してから30日以内に家主は敷金を賃借人(入居者)に返還するのが一般的。
  • 連帯保証人: 連帯保証人は、賃借人(入居者)と連帯して本契約に基づく一切の債務を保証する。
  • 特約条項:退去時のハウスクリーニング代は賃借人(入居者)の負担とする。
    1年未満の短期解約の場合、短期解約違約金として家賃○ヶ月分の違約金を賃借人(入居者)は家主に支払うものとする。

賃貸借契約書の内容について、ご不明な点がございましたら遠慮なくご質問下さい。
内容をよく理解しないまま契約すると、後々のトラブルになりかねないのでご注意下さい。

契約金のお支払い

契約時に必要なお金の内容を確認してみましょう。

  • 敷金:家賃などの債務の担保として預けておくお金(デポジット)
  • 礼金:家主に支払うお礼(謝礼)金 日本独特の変わった慣習
  • 日割家賃(※月途中に入居の場合):入居月の家賃、共益費等の日数で割った清算金
  • 前家賃(1ヶ月分):文字通り、1ヶ月分の前家賃及び共益費等
  • 火災保険料:万一の火災や賠償責任保障を備えた保険。1年~2年間更新型が主流
  • 賃貸保証料:家賃総額の30~100%の金額が契約時に必要。また、1年に1万円の更新料が必要。
    (※保証料は保証会社により異なる)
  • 鍵交換代:鍵を交換するための費用
  • ハウスクリーニング代:お部屋の掃除費用
  • 消毒抗菌代:入居前の部屋の消毒・除菌・害虫駆除サービス。※任意加入の場合あり
  • 24h安心サポート:お部屋でトラブルが発生した場合の24時間365日サポート(場合によっては駆けつけてくれる)。
    ※任意加入の場合あり
  • 仲介手数料:家賃の半月分及び消費税

契約時必要書類の提出

一般的には下記の内容の書類が必要となります。
契約者(入居者) 連帯保証人
身分証(免許証・保険証・パスポートなど) 印鑑証明書
住民票 実印
収入証明書(源泉徴収票や直近3ヶ月分の給料明細書コピー・課税証明書) 収入証明書(源泉徴収票や直近3ヶ月分の給料明細書コピー・課税証明書)
顔写真
印鑑証明書
実印
※住民票や印鑑証明書、課税証明書等の公的書類は3ヶ月以内取得分が必要

インフラ関係開栓手続き

電気(電話で手続き可)
水道(電話で手続き可)
ガス(要立会い開栓、要事前予約)
電話、インターネットの使用開始手続き(電話やインターネットより)
各連絡先につきましては、契約時にお知らせいたします。

鍵の受取り

入居日に鍵をお渡しさせていただきます。
鍵受領証に捺印が必要となる場合がありますので、念のために認印をご持参下さい。
また諸事情などで早目に鍵が必要な場合は事前にお申し出ください。

引越し挨拶

単身者(一人暮らし)の方の場合、引越しの挨拶を不要と考えられている方が多くなってきています。
個々の多様なライフスタイルにより近隣付き合いが昔と比べると希薄になっているからと考えられます。
そのうえ、挨拶へ伺うタイミングもいつ行けばよいか判断が難しい事も原因にあるかもしれません。
また、女性の方は「女性の一人暮らし」を自らご近所の方に公表する事になるので防犯上良くないと思いますので、ご挨拶を控えられる方が良いかもしれません。
ファミリー世帯の場合、両隣、上下階へはご挨拶に行かれる方が良いかと思います。
特に小さなお子様とご入居をされる方は何かしらご迷惑をかける事があるかもしれないのでご挨拶をしておいた方が無難かもしれません。
ご契約されるマンションに管理人や家主が入居している場合や常駐している場合は挨拶を必ず行っておきましょう。

入居・新生活

晴れて念願の一人暮らし。
ですが、しかしまだ行うべき手続きが実はたくさんあります。
【引越しに伴って必要な手続き】
◎住民票の移動(異動)手続き
元の住所と同じ市区町村内へお引越しをされる場合は「転居届」を最寄りの市区町村の役所へ提出すれば、手続きは完了となります。

元の住所と違う市区町村内へお引越しをされる場合には、引越し元の市区町村の役所で「転出届」を提出する必要があり、又引越し先の市区町村の役所で手続きする際に必要となる「転出証明書」を貰う必要があります。

転居後14日以内に、転出証明書や本人確認書類、認印を揃えて、転居先の市区町村の役所へ「転入届」を提出しましょう。
(本人確認書類)
運転免許証 マイナンバーカード
写真付き住民基本台帳カード パスポート
※健康保険証や年金手帳は顔写真が貼付されていないため、他の身分証と2点提示する必要があります

◎印鑑登録手続き
元の住所と違う市区町村へお引越しされる場合、転出届を発行して貰うと自動的に印鑑登録は廃止されるようですが、念の為に「印鑑登録廃止届」で印鑑登録を抹消したうえで、
印鑑登録証を役所に返却しておきましょう。
転居先の市区町村の役所で「転入届」を提出し、「印鑑登録」が必要であれば新たに手続きを行い「印鑑登録証(カード)」を発行してもらいましょう。
尚、元の住所と同じ市区町村内へお引越しをされる場合は印鑑登録に関しまして住所の変更手続きは必要ありません。

◎郵便物の転送手続き
転居後、前の住所に届いた郵便物を転居先の住所に転送するための手続きを行いましょう。
この手続きを行わないと郵便物が転居先に届かなくなるので、郵便局の窓口で転居届の書類を貰い、必要事項を記入して提出しましょう。

≪手続きに必要な書類≫
・旧住所が記載されている証明書(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード又は住民票等、官公庁が発行した住所の記載があるもの)
・本人確認書類(運転免許証、各種健康保険証など)

郵便局の窓口に行く時間が無い方は日本郵便の「e転居」で手続きを行えば、インターネット上で転送の設定を行うことが出来ます。
e転居 https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/ETN30S10MMC.do

◎勤務先への報告
引越しが完了しましたら必ず勤務先には報告致しましょう。
引越しが確定しましたら事前に口頭で伝えておくのがおいかもしれませんね。
なぜ報告が必要かと言いますと、勤務先の会社では、住民税などの税金関係を始め、社会保険手続き、年末調整手続き、交通費の支給等と多くの事務手続きを社員(従業員)のために行っております。もし、引越しをした社員(従業員)が引越しした報告をしなければ、事務手続きに支障をきたしてしまうのです。
会社や上司に引越しした事がばれたくない、交通費が・・・等の理由はあるかと思いますが忠実に報告はしておきましょう。

◎マイナンバー住所変更手続き
引越をして住所が変更となった場合は、マイナンバーカードの記載内容を変更しなければいけません。転居先の市区町村の役所窓口にマイナンバーカードを提出するだけです。転居後14日以内に行わなければいけません。

◎携帯電話・スマートフォンの住所変更手続き
住所変更の手続きを行わなければ、請求書が転居先に届きません。
使用されている携帯電話のキャリア(機種)により異なりますが、ショップ窓口にて手続きを行うか、インターネット上での手続きをする、いずれかの方法で住所変更が出来ます。

◎銀行口座の住所変更手続き
銀行口座の住所変更手続きは銀行の支店窓口や電話、郵送、インターネット上からお手続きが可能です。窓口へ行く時間が取れない場合は、 インターネットや支店に電話連絡することで、 手続きの必要用紙を取り寄せて手続きができる場合があります。
またネットバンキングを利用している場合は自宅で必要事項を入力するだけで住所変更が可能です。

◎クレジットカードの住所変更手続き
クレジットカードの住所変更はカード会社に電話連絡をすれば比較的簡単に変更手続きができます。またインターネットからでも手続できるところもあります。
インターネット上で手続きを行う場合も、後日、本人確認書類を郵送しなければならない場合がありますのでカード会社に必要書類の確認をしておきましょう。

◎生命保険の住所変更手続き
生命保険や損害保険の各種保険の住所変更も忘れずに行いましょう。
住所のみの変更手続きは、電話やインターネットからできる保険会社もあります。

◎運転免許証 住所変更手続き
運転免許証の住所変更は、最寄りの警察署か運転免許センター等で手続きが行えます。
≪手続きに必要なもの≫
・運転免許証
・住民票や新住所を確認できる書類
・申請用写真(他府県からの住所変更の場合)
・認印

◎自動車検査証(車検証)の住所変更手続き
車検証の変更登録は変更日から15日以内に行う必要があります。
届出先は転居先の管轄の運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)
手続きを行うと自動車税の納付書の送付先も自動的に変更されます。
≪手続きに必要なもの≫
・住民票
・自動車保管場所証明書
・自動車検査証
・印鑑(認印)
・手数料納付書
・自動車税・自動車取得税申告書
・ナンバープレート(管轄が変更となった場合)

◎犬の住所変更の手続き
犬を飼っている場合は、狂犬病予防法に基づき、引越しの際に飼い主の登録住所変更手続きが義務付けられています。
登録手続きを行う場所には引越し先の市区町村役所や保健所となります。
そして登録変更の際に必要なものには、引っ越し前の住所で交付された鑑札、狂犬病注射済証、印鑑、登録事項変更届、手数料が挙げられます。愛犬を狂犬病から守り、転居しやすくするためにも住所登録と予防接種は必ず行いましょう。
また住所登録変更の手続きは代理で他人に頼むことができないため、飼い主本人が手続きに行きましょう。また、犬の登録用と注射済票交付の際、手数料が必要になります。必要な手数料は地域によって違うため、引っ越し先の地域はどのくらい手数料がかかるか事前に確認しておきましょう。

お部屋探しから一人暮らしを開始するまでに、多くの手続きや準備が必要となり、たくさんの時間や労力を費やす事になりそうだと気付いていただけましたでしょうか。
良いお部屋をご提案させて頂く事はもちろんの事ですが、少しでもお客様の負担を軽減できるように、そしてスムーズに一人暮らしを始められるように当社ではお客様としっかりと向き合いサポートすることをお約束いたします。

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