民泊(施設)マンションではないですか!?

知らないで民泊(施設)マンションを住居として契約したくない方へ
大人数で海外から日本へ訪れるイラスト

【民泊】
民泊とは、民家に泊まることをいいます。
民家やマンション・アパート、別荘等の所有者・家主が主に旅行者向けに有償で建物や部屋の一室を貸し出す事を指します。
民泊はホテルや旅館などに比べると宿泊料が安い、大人数でも同じ部屋に宿泊できるなどの理由から旅行者に人気があります。
大阪市内で民泊施設の営業を行うには、旅館業法の許可や外国人滞在施設経営事業(特区民泊)の認定、住宅宿泊事業の届出を行うなどの許認可を得る必要があります。


【意見】
国や自治体(大阪市)が認定した民泊施設だからといって、共同住宅内でトラブルが全く起きないとは考えられません。
文化や習慣、常識の違う異国の旅行者と安心で健康な暮らしを望んでいる住人を、同じ箱(共同住宅)に共存させるのは問題が生じるのではないでしょうか。
それらの共同住宅(マンション・アパート)に入居する・している人は不安を感じるのではないでしょうか。


【事例】
イメージして下さい
あなたが、入居しているマンションの隣の部屋に旅行者が宿泊する事
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あなたが、入居しているマンションの隣の部屋に2~3日毎に異なる旅行者が宿泊する事
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あなたが、入居しているマンションの隣の部屋で夜間、頻繁にパーティが開かれる事
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あなたが、入居しているマンションのゴミ置き場に旅行者の大量のゴミ(破損したスーツケースやブランド品入っていた空き箱)が毎日捨てられ、ゴミ出しができない事
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あなたが、入居しているマンションのエントランスや廊下等の共用部分で知らない方々が喫煙しながらたむろする事
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あなたが、入居しているマンションの部屋に部屋を間違えて夜中にインターホンを鳴らされる事
イメージして下さい
あなたが、入居しているマンションのオートロックの解除番号を不特定多数が知っているという事

イメージできましたでしょうか。少し大げさと思われるかもしれませんが。
実際に、こういった被害を受けた民泊マンションに住んでいる入居者さんや不動産管理会社、家主さんより聞いたお話しです。


【見解】
マンションを住居として借りようとする立場であれば、このようなリスクは極力避けたいですよね。
絶対に起きるという事ではないですが、起きる可能が高いという事です。


【予防・解決方法】
では、契約を検討している物件が民泊(施設)マンションであるかどうかを
知るにはどのようにすれば良いか見ていきましょう。
詳細につきましては大阪市のホームページで確認する事ができます。
『「民泊」施設の提供及び利用について』
特区民泊施設の一覧です。契約を検討している物件が該当しているか確認してみましょう。
特区民泊施設一覧(平成31年4月30日現在)
平成31年4月30日現在、大阪市内では2357件の特区民泊施設が認定されています。
結構な数だと思いませんか。全て大阪市の特区民泊条例に基づいて認定された施設です。
もし、該当していれば契約を進めるかどうか検討してみてはいかがでしょうか。

「違法民泊」や「闇民泊」で営業している施設・物件について
契約を検討している物件が違法民泊、ヤミ民泊を行っているかどうかを完全に把握する事はできません。
内見時に、ゴミ置き場や共用部分、エレベーターや掲示板等を念入りに調べるとある程度予測は出来ます。
また管理会社や家主さんに確認する事は有効な手段であるかと思います。
下記に違法民泊に関する大阪市の相談窓口、違法民泊撲滅チームのリンクを貼付け致しますので、ご参考ください。
・違法民泊に関する相談(違法民泊通報窓口)
・大阪市違法民泊撲滅チーム


【まとめ】
賃貸マンション・アパートの契約を検討する時は、その不動産や物件がどのような用途で使用されているかを確認しておくことが大事だと思います。
 

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