マンション・アパート引越しガイド
マンション・アパートの引越し業者の選びかたをご説明いたします。
引越し業者の種類
CM等でお馴染みの、全国で支社を構える大手引越し会社はやはり安心感があります。
仕事が丁寧で、サービスも充実し、また万が一の事故の場合にもしっかりと対応して貰えるので、安心して作業を依頼できるでしょう。
サービス内容や費用は各引越し業者によって異なりますので、他の引越し業者と見積りを比べてから依頼するか判断しましょう。
同一県内や地方エリアに特化した、中堅クラスの引越し業者です。
大手引越し業者よりも比較的料金が低めに設定されていますが、サービス内容は大手と大差はないようなので、見積りを依頼してみる価値はありそうです。
軽自動車(トラック)での貨物運送を行っている業者です。
引越しを専門に扱っているわけではないのでサービス内容は大手・中堅の引越し業者と比べると劣るかと思います。
引越し先が近場で比較的荷物が少なめの単身者の方なら、安く引越しを依頼できるのが特徴です。
※万が一に備えて依頼を検討している業者が運送保険「運送業者貨物賠償責任保険」に加入しているかも確認しておきましょう。
運送業者貨物賠償責任保険とは、運送業者が作業中にお客様の荷物を破損・紛失させた場合に依頼主に負う賠償責任を補償する保険をいいます。
引越し業者がしてくれること
引越し業者が行ってくれる主な基本サービスには、以下のようなものが挙げられます。
内容によっては追加料金が発生する場合もありますので、見積りの際にしっかりと提示してもらうようにしましょう。
引越し業者の営業担当者が、事前に引越し元となる自宅に訪問し、荷物の量や道幅などの周辺環境を下見して見積りを行います。
訪問見積りは基本的に無料です。
荷造りや梱包に必要なダンボールや梱包材、ガムテープなどを業者が用意するサービスです。
一般的には基本料金の中に含まれていますが、業者によっては追加料金が掛かる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
大きな家具やテレビ、冷蔵庫等の家電の梱包は慎重に運んで貰う必要があります。
専用の梱包材や梱包方法で安全に運び出してもらいましょう。
また運び出すものをどの程度梱包してくれるのか、事前に業者の確認を取っておくことで梱包の準備をスムーズに行うことができます。
依頼の主な作業となるのがこの荷物の搬入・搬出です。お部屋や建物(廊下やエレベーター等)を養生して作業を行います。新居で最初に使いそうな物や配置などのレイアウトは事前に準備をしておきましょう。
(オプションサービス例)
・電気工事
・ピアノ運送・町立
・ペット輸送
・不用品の処分
・ハウスクリーニング
・荷物の一時保管 など
訪問見積り時の注意
・一社だけの見積りで判断しない
費用やサービス内容は各引越し業者によって異なります。
必ず他の引越し業者と見積りを比べてから依頼するか判断しましょう。
・見積りには一人で立ち会わないようにする
家族や友人に同席してもらい、冷静な判断を保てるように心がけましょう。
・即決しない
一社だけの見積りで判断しないと同様に、営業マンの営業トークに惑わされないように立ち振る舞いましょう。
「上司にこの金額で掛け合います」や「今決めてくれたらこの料金でいけます」等の甘い言葉に誘惑されない強い意志を持ちましょう。
見積りが終わった後に別業者の見積りと比較し冷静に判断をすることが大切です。
・ダンボール箱は無料!?
ダンボール箱は貴重な梱包資材です。
見積りに「段ボール代」いくらと記載があれば交渉してみましょう。
比較的、交渉に応じてくれる場合が多いです。
・値引き交渉
業者のトラックの空き状況や曜日、時間帯、繁忙時期、閑散時期等によって各引越し業者による提示金額が大きく異なるものと心得ておき、交渉に挑みましょう。
一番良いのは、やはり相見積もりをとり、それをもとに交渉することです。
また、平日やフリー便(時間帯が前日に分かる)を狙えば引越し料金を安く抑える事も出来るので日程や時間帯を調整できる方は検討してみましょう。
引越し業者の探し方
引越し業者を利用した経験のある家族や友人がいれば体験談を聞いて、良ければ業者を紹介、教えて貰いましょう。
身近な方の口コミはやはり信頼度が高いので安心して依頼できるのではないでしょうか。
身近にそういった方がいない場合は、インターネットで調べる方法が一般的です。
「地域 引越し 単身者」や「地域 引越し ファミリー」、「地域 引越し 格安」等を検索エンジンに入力すると簡単に検索できます。
引越し業者のサービス内容や費用、特徴などを色々と比較してみましょう。
また、引越し一括見積りサイトの活用も検討してみましょう。
引越し一括見積サイトの利用でメリットとデメリットを少しご紹介いたします。
[長所]
・一回の問合せ(入力)で多くの業者にアプローチできる
・ある程度の業者選びが簡単にできる
・概算での料金比較が簡単にできる
[短所]
•対応する業者が比較的大手の業者に限定される
•営業の電話やメールが時間帯を問わずに多数くる
それぞれの長所と短所をよく理解した上で、見積り依頼を検討しましょう。
当社から引越し業者をご紹介させていただく事もできますので必要でしたらお申し出ください。
不用品の処分方法
引越しに伴い事前に検討しておく必要のある「不用品」。
処分方法をいくつかご紹介させていただきますのでご参考にしてください。
自分にとっては不用品でもそれを欲しがる方もいるのではないでしょうか。
取りに来てもらう日程や時間帯を合わせることが容易にできる方にはとても良い処分方法だと思います。
また、モノによっては家まで車で取りに来ていただく必要があるので、お互いの労力と時間を考えて譲るかどうか検討しましょう。
不用品でもまだまだ使用できそうな物や価値のある物は買取ってもらえるかもしれません。
買取りが難しくても無料で処分してくれる場合もあるそうですので、事前にリサイクルショップに品目を伝えて確認してみましょう。
不用品をオークションサイトで処分する方法も一般的になってきたのではないでしょうか。
自分にとっては不要品でもマニア向けの物品は思わぬ金額で取引されることがあるようです。
手間暇がかかりますが、検討の余地はあるのではないでしょうか。
処分代が安く済むのが特徴です。
粗大ゴミの回収ルールについては地方自治体(市)によって、さまざまですので詳細につきましては、各自治体にご確認下さい。
回収してもらえるもの、回収してもらえないものがありますので、注意が必要です。
ご自身で不用品をゴミ置き場や自宅の玄関前に運ぶ必要があるので、大きくて重たい家具類を複数出される予定の方には不向きかもしれません。
大阪市では、処分代(手数料)を払えば大阪市の粗大ごみで出すこともできますのでご参照ください。
大阪市粗大ごみ申込方法
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000369355.html
引越し時に搬出して貰い、処分して貰うのが一番楽な処分方法だと思います。
ただし、有料となる場合が多いので、それなりにお金がかかります。
見積り時に不用品の処分サービスを行っているか確認しておきましょう。
不用品回収業者は不用品を回収し、リサイクル(再販売)している場合が多いため、処分費用等のリサイクル料金はかからない場合が多いのが特徴です。
安く不用品を処分できることが魅力ではないでしょうか。
時間がある方は検討してみてはいかがでしょうか。
マンション・アパートの引越しについてポイントを簡単にご説明いたしました。
参考にして頂ければと思います。
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