不動産売却の前に知っておくべきこと
大切な資産である不動産を安心して売却できるように、メリットとデメリットをそれぞれご説明いたします。
高額な取引となるため、売却のポイントをよく理解しておくことが大切です。
不動産売却のメリット
①不動産の売却で得た収入を現金化できる
不動産を売却するうえで一番のメリットは、不動産を現金化できることではないでしょうか。
現金収入があれば生活費や遊興費に充てられるので、より充実したライフスタイルを送る事ができるのではないでしょうか。
②住宅ローンの完済ができる
不動産を購入された際の住宅ローンの返済が残っている方の場合、不動産の売却額が借入金残債よりも高ければ、住宅ローンを完済することができます。
また、銀行保証料が戻ってくる場合もあります。
住宅ローンを完済すれば精神的な負担が軽減できるでしょう。
③不動産の買い替えができる
売却で得た資金で、他の不動産に買い換えることもできます。
ご自身やご家族のライフプランにあわせて、そのときの状況に合った不動産を購入することができます。
④維持費や管理費が不要になる
住宅を所有している場合、定期的に建物のメンテナンスが必要となります。
また区分所有マンションを所有されている場合は、管理費や修繕積立金などの維持費が毎月必要ですが、不動産を売却すればそれらの維持費や管理費は不要になります。
⑤税金(固定資産税や都市計画税)が不要となる
毎年の固定資産税や都市計画税などの税金を支払う義務から解放されます。
※不動産を購入すれば固定資産税や都市計画税は必要となります
不動産売却のデメリット
①仲介手数料や譲渡所得税などの諸費用が必要となる
不動産を売却する際に、仲介手数料や印紙税、測量費、登記費用(抵当権抹消)、一括返済の手数料(住宅ローン)などの諸経費が必要となります。
目安としては、物件価格の3~10%ほどが必要です。
また売却によって発生した利益に対し、譲渡税(所得税、住民税)が課税される場合もありますので注意が必要です。
②リフォーム等が必要な場合がある
居住用の不動産を売却する場合、物件の内見に備えてリフォームが必要になることがあります。
もちろん、リフォームせずに売却することもできますが、内見に来られた方の印象はリフォーム済の物件とそうでない物件とでは大きく異なるでしょう。
③すぐに売却できるとは限らない
不動産の売却は、当然買い手が見つからなければ成立しません。
また、思ったような価格で売却できるとも限りません。
いつ頃、いくらで売れるか、必ずしも理想通りにはいかないこと、そして、居住しながら売りに出している場合は、売却が決まったらすぐに次の住まいを確保しなければいけないことを意識しておきましょう。
④不動産価格は常に変動している
不動産の価格は、常に変動しています。
売却の時期を見極めるのはとても難しいですが、タイミングを誤ると、売却金額で損をしてしまう場合もあります。
不動産売却はこんな方におすすめ
✓ 所有している不動産を使用していない、また、将来的にも使用する予定がない
✓ 所有している土地や建物を管理する人がいない
✓ 相続人が複数いる不動産(遺産分割協議・相続で揉めそうな方)
上記の項目に該当する方は維持・管理費や税金(固定資産税等)にかかる費用を払い続けるより、なるべく早いタイミングで売却を検討するのがよいでしょう。
不動産の売却にはメリットとデメリットがそれぞれ存在しますが、売却における注意点であると受け止めて頂き、慎重にご売却についてご検討ください。
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