退去立会い業務

賃貸マンションの退去立会い業務
退去する住宅のイメージ
大阪市内にあります管理物件の退去立会いをした時のお話です。

敷金精算や原状回復工事の負担割合などを協議する

退去立会い業務は不動産管理会社にとって重要な業務の一つです。

おおよそ3年間、お家賃も毎月期日までにきっちりご入金されていた入居者さん。男性。

この方がご入居されていた期間、設備不慮やクレーム対応が特に無かったので、

あまり会話する機会がなかったのですが。

解約したい旨のご連絡を頂き、解約通知書をご提出頂きまして。

退去立会い当日

真夏の陽射しが痛すぎるほどの昼下がり

室内に入室させて頂き、室内や設備のチェック開始

ん?!キレイ、キレイすぎる。とにかく室内がキレイすぎるのです。

「キレイにご使用頂き有難うございました!」

「家主さんも大喜び!」

ちゃんちゃん。

で、終わる訳ではありません。

入居中に設備不慮などがあったか入居者さんに確認すると、

「特にない。ほとんど使っていなかったから」との事。

家賃が10万円以上もする賃貸マンションを借りてほとんど使っていないとは、

一体どういう事だろう?と疑問に思いながら。

水廻り関係の設備のチェックを進めていると、
浴室に有る「浴室リモコン」がエラー表記になってるではありませんか。

B:このエラーになっているのは、いつからかご存知ですか?

入:分からない。ガス使っていなかったから。

B:あ、そうなんですね。
(ガスを使わないってどんな生活や!?)

入:ほとんど使ってなかった。月に1-2回くらいかな(使用頻度)。

B:あ、そうだったんですね。

謎は深まるばかりでした。

一通り室内や設備を確認し特に問題が無かったので、

鍵の返却、明渡し確認書に署名、捺印をして頂き退去立会い(明渡し)業務は終了。

そして玄関までお見送り

入居者さんが靴を履こうと少し前かがみになった瞬間、

パンツとTシャツの隙間から皮膚と一体になった色鮮やかな柄が一瞬見えてしまいました。

あ、この方・・・

なんとなくですが、推測ですが、自分の中にあったもやもやが少し解けたような気がしました。

おしまい。

追伸:ガス給湯器やリモコンの故障、ガスの開栓がされていない場合は、エラー表記が出ると退去立会い後に知りました。


大阪に賃貸物件を所有されている家主様で不動産の退去立会いについてお困りの方は、当社までお気軽にお問合せ下さい。

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