消防設備点検立会い その1
消防設備点検の立会いを行った記録と記憶
大阪の郊外にありますアパートの消防設備点検の立会いに行って参りました。
あの、「草むしり~雑草を除去せよ」で格闘していました、JR吹田駅の近くにあるアパートです。
消防設備点検は、馴染みのある消防設備会社の担当のAさんに来て頂き行われました。
消防設備関係の事で分からない事があればいつもAさんに連絡し教えて頂いております。
実際にお会いするのは半年ぶりくらいでしたが、お元気そうでした。
挨拶を簡単に済ませ、いざ設備点検へ。
こちらのアパートは全住戸4世帯といった建物の規模の為、
設備として点検する必要があるのは共有部(廊下)にある消火器のみ。
各階に1本づつの設置されています。
1階消火器
2階消火器
私:今更ですが、どういう項目を点検してるんですか。
A:設置されている消火器は蓄圧式というタイプの消火器で、
その目盛り(メーター)で内圧が正常かどうかを確認します。
この目盛りの針が緑の範囲内を指していれば正常と判断できます。
あとは、消火器本体や底部分に傷や錆がないかを確認しています。
私:ふむふむ、なるほど。
A:よく破裂事故しているのは、加圧式タイプの消火器なんですけどね。
私:あ~そうなんですね~。なるほど勉強になります。
A:2本とも問題なさそうですね。2階消火器の標識が少し色褪せているので交換しておきましょうか。
私:お願いします。
新しくなった2階消火器の標識
消防設備点検の立会いは、ものの5分程で無事に終了致しました。
消防設備に関して質問を2つ持って来ていたので尋ねてみました。
一つ目は、消防設備点検の実施回数。
建物の用途や規模によって、実施回数の違いがあるかと思いきや、
原則、一律して機器点検/年1回、総合点検/年1回行う必要があるとの事。
消防署への報告に関しては、建物の用途によって異なり
1年に1回の報告、3年に1回の報告となるそうです。
家主さんや管理会社によって認識、見解の違いと言いますか。
点検・報告は3年に1回で問題がないと聞いたこともあったので・・・
色々とあるんだな~という事を教わりました。
もう一つは、別の管理物件で連結送水管を囲うBOXが腐食(穴あき)していると
消防設備等点検報告書に上がっていた事について。
「簡単には修復できないので、別途見積りを協力会社に取らせないと、いくらかかるか分かりません」
と別の消防設備会社(大手)の担当者に言われまして。。
囲っているBOXに少し穴があいているだけの事で、もちろん管は正常です。
その「穴」を直すのに大枚をはたけというのか。
当方の家主様は「鉄板か板貼っておけば良いんでないかい」とお考え。
(管も腐食して使用出来なくなる恐れがある)という事を言いたいのでしょうが。
本当に融通が利かない○○は。誰の見解!?消防署の見解!?
それらの疑問を全てAさんに相談しました。
そして、解決策が見えました。
本音と建前を交えてお話して頂けるので大変参考になり、勉強にもなりました。
体験談も色々とお聞かせ頂き感謝です。ありがとうございました!
以上、消防設備点検立会い等についてでした。
消防設備点検に要した時間5分。
相談事に費やした時間15分。
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